Title: 志高き産学連携?

 もう昔のことになってしまいましたが、東京大学先端科学技術研究センター(先端研)が戦略的研究拠点育成プログラムに採択され、大々的に産学連携プロジェクトを展開した時期がありました。その頃、AcTebレビューという産学連携に関する雑誌を先端研で発行しておりました。下は、AcTebレビューに2003年に掲載された報告です。共著者の中小路さん(当時、東大特任教授。現在、SRA先端技術研究所所長)の了承も得て、ここに再掲してみます。当時とは時代が変わってしまったと思うところもありますが、主な論点の大部分は今(2011年)でも通用するような気が致します。

           堀 浩一(東京大学)



AcTebレビュー2003年掲載原稿

知識創造活用サイクルの変革プロジェクト
‐個人と組織のための人間中心の情報技術デザインへむけて-

      堀 浩一、中小路 久美代
      東京大学先端科学技術研究センター(2003年当時)


1.まえがき:志高き産学連携
 筆者の一人(堀)が大学院修了後の助手時代に、当時文部省直轄の文科系研究所の国文学研究資料館で見出した、文理融合研究に関する経験則がある。それは、二流の文科系研究者と二流の理科系研究者が一緒に研究をすると四流の仕事になってしまうが、一流の文科系と一流の理科系が一緒に仕事すると超一流の仕事ができる、という経験則である。最近、産学連携についても同じことが言えるのではないかという気がしてきている。
 「大学に埋もれている技術を掘り出して産業に生かす」‐二流のマスコミが好んで描く産学連携の姿である。大学はゴミ捨て場ではない。一流の研究成果は、掘り出していただかなくとも、自然にキラキラと輝いているものである。しかし、従来、この輝く成果を買ってくれ、というような宣伝を積極的にしてこなかったのは事実である。埋もれさせていたわけではないが、学会で論文として発表し同業者とともに成果を磨きつづけることに、精力の大部分を注入していた。一方、産業界も官庁もマスコミも、昔は、よく勉強しておられて、学会にも積極的に参加され、光る研究を見抜き、育てる目を持っておられた。若き日の筆者の論文を読んでくださったある中堅の企業の社長さんは、わざわざ国文学研究資料館の存在をさがしまわって訪ねてきてくださった。情報技術の研究のめざすところは、金儲けではない、文化に貢献することだ、という筆者の雑文を読んで、おまえの言う通りだ、とわざわざメールを下さったある中企業の役員の方もいらっしゃる。ファジィ理論の創始者のザデーは、IEEEの賞の受賞講演で、日本の産業界が着目しなければ、ファジィ理論はここまで発展しなかったと述べた。MITのミンスキーは、日本賞を受賞後、産業界が学問を理解する日本がうらやましい、と述べた。
 最近の産学連携に関する議論が、短期的な金儲けの議論に傾きがちであることは、どう考えても、間違っている。少なくとも情報技術に限って言えば、技術的に日本がアメリカに負けているとは、思えない。バブル経済崩壊後、情報分野や生命分野における金儲けでは、確かにアメリカに負けてしまったが、金儲けで負けても、文化で勝つことができるならば、そのほうが長期的には望ましいであろう。産学連携も、長期的な視野で、志高く、人類の幸福をめざして、行いたいものである。
 というようなことを、最近言い続けていたら、嬉しいことに、産業界にも志を同じくする方々が、実に大勢いらっしゃるということが、わかってきた。東大の先端研が産学連携を声高に騒いだことの、筆者にとっての最大の成果は、これである。先端研が作ったAcTeb(先端テクノロジービジネスセンター)は、短期的な金儲けの成果はまだ挙げていないが、志高き人々の出会いの場として、有効に機能していると、言いたい。AcTebディレクティングマネージャ廣瀬弥生が走り回ってくれたおかげで、我々のプロジェクトも、企業の研究者に限らず、現場の志高き人々と出会うことができ、そこで、従来の学会を接触面とした産学連携とは異なる、新しい形の共同作業が始まっている。中身を詳しく紹介することはできないが、代表例は、パイオニア株式会社との共同開発の仕事で、パイオニアの現場の方々の情熱に感動する日々である。

2.「情報」という分野
 情報分野の研究者、特に人工知能の研究者は、日米欧を問わず、次のような特徴を有する。早口でよくしゃべる。よくしゃべるわりには、何を言ったのか、結局はよくわからない。ビル・ゲイツとマイクロソフトの悪口を言う。一匹狼で仕事をすることを好み、群れることを嫌う。特許なんて嫌いだと言う。
 どうも産学連携にとっては、マイナスの特徴のように、見える。新材料や新薬の特許を大学が取得して、それを企業に売り、企業がその材料や新薬を生かした製品開発を行う、というような典型的な産学連携の形が、情報分野特にソフトウェアの分野には、あてはまりにくいようである。産学を問わず、材料系や生命系の方々とは、全然話が噛み合わないので、これはどうも根本的に説明の仕方を変えなければ駄目だ、と筆者の堀と中小路の間で話し合ってきた。
 我々が試みているひとつの説明の仕方は、こうである。御自分の家を建てる際に仕事を誰に頼むかを考えてみてください。住宅基礎工事業者がいて、建築材料の専門業者がいて、大工さんがいて、左官屋さんがいて、電気屋さんがいて、ガス屋さんがいて、水道屋さんがいて、植木屋さんがいて、そして何よりも、建築には不可欠な建築デザイナがいるはずですよね。ところがどうも一般的には、ソフトウェアを開発するというと、プログラマ、すなわち、このたとえで言えば大工さんのことしか、頭に浮かばないようで、そしてそれにかかる費用を人月で計算することになってしまうようです。しかも、誰かが作り上げたお仕着せの一種類の家で、満足しておられることが多くて、他の種類の家がありうると考えてみることすら許されていないように見えるのです。我々の堀‐中小路プロジェクトは、情報分野において、ある種の建築デザイナの役割を果たすことを、めざしています。
 たとえ話で説明すると、たとえ話ならではの誤解が紛れ込む余地が大きく危険であることは承知しているが、なんとなくは、我々のめざすところを理解していただけないだろうか。我々がめざしているのは、売れる単独の技術の開発ではなく、本稿の副題に示したとおり、個人と組織のための、人間中心の情報技術のデザインである。

3.知識創造活用サイクルの変革とは
 民間企業をはじめとして、多くの組織が、知識を創造し活用していくことこそ21世紀に生き残っていくための重要課題であると認識するようになっている。経営学をはじめとする領域において、知識創造経営に関する知見が蓄積されつつある。しかしながら、実際には、ほとんどの組織が、それらの知見を生かすための方法を見出すことができない状況にある。筆者らの知識創造活用サイクルの変革(KCCC: Knowledge-Creation and -Communication)プロジェクトにおいては、道具としての情報システムの使い方を改革することが必須であるととらえ、新しいインタラクション技術を中心とした情報処理システムを構築することにより、知識創造と知識活用のサイクルを変革することをめざしている。
 堀と中小路で研究内容を分担して研究を進めているが、堀は、主として、知識創造活用サイクルの対象となる知識のコンテンツの処理技術に注力し、中小路は、主として、知識創造活用サイクルを支援する人間‐機械系におけるインタラクション技術に注力している。
 知識のコンテンツの処理技術としては、知識をダイナミックに再構成して構造化する手法の開発を行っている。既存の知識をいったんばらばらにし(これを知識の液状化と呼ぶ)、次に、新しい文脈において、液状化された知識を新たな構造に体系化しなおす(これを知識の結晶化と呼ぶ)という技術を、自然言語処理技術と知識処理技術を駆使することにより、開発している。
 インタラクション技術としては、現在のデスクトップメタファにとってかわる新しいインタフェース技術を、知識を扱う情報処理システムのための基盤技術として開発することをめざしている。この技術は、知識創造活用サイクルを変えるだけでなく、現在のパーソナルコンピュータをはじめとするいろいろな情報機器の使いにくいインタフェース全般の改革のためにも役立たせることをめざしている。

4.提供技術の2本の柱
 我々の提供できる技術の2本の柱は、Knowledge Nebula Crystallizer と称する一連のシステム群と、Knowledge Interaction Design の枠組みである。
 そもそも、知識創造活動を情報技術で支えようとする試みがこれまでなかなかうまくいかなかった最大の原因は、知識とは何かという根本問題に対して誤った理解がなされていたことであると、筆者らは考えている。いわゆる知識マネジメントシステムと称する情報処理システムの多くは、静的な知識観に基づいて、構築されてきた。すなわち、知識とは、何かそのままで再利用可能な静的なかたまりで、それを引き出しに入れておいて必要に応じて引き出して利用しよう、というものであった。しかし、人工知能研究者は、この知識観は誤っていることを、エキスパートシステムの失敗から経験的に知っている。実際には、知識というのは、時代や組織文化や利用目的に応じて動的に変化するいわば生き物のような存在である。我々のプロジェクトで作成しているのは、その動的変化を支えるための道具である。ドキュメントやマニュアルやテキストブックのような形でかたまっている知識をいったんばらばらに液状化し、現場の目標と境界条件に合わせて再結晶化するようなシステムを、Knowledge Nebula Crystallizer として作成してきている。このシステムのうちの一つは、ある広告会社との共同研究により、広告周辺業務における企画のための知識を再構成し、新しいデザインを考え、顧客を説得するためのシステムとして、実際に活用され始める直前の段階に来ている。
 Knowledge Interaction Design の枠組みの研究においては、使い心地のよいHuman-Computer Interaction のデザインを追及している。何をどうすればユーザに使い心地のよさを提供できるかは、実は、定式化できるものではない。我々は、デザイナが、使い心地がよいと考えるインタラクションのデザインを提供し、それを気に入る人が使ってくれるようになる、という姿を想定している。我々のデザインが気にいらない人は他のデザイナによるデザインを求めればよい。それは、ちょうど、建築デザインでも服飾デザインでも同様であろう。現在の情報システムは、その選択の余地すらないし、また、デザイナによって情報システムの使い心地のよさが大きく変わるのだということも理解されていないと言ってよいであろう。我々のプロジェクトにおいては、チームの構成員の山本研究員がデザイナの役割を担っている。一流のデザイナと一流のソフトウェアエンジニアが組んだ時に、良いソフトウェアができると、我々は信じている。我々のプロジェクトにおけるインタラクションデザインの特徴は、コンピュータをコンピュータとして意識することなく、表現したい対象が気持ちよく表現され、その表現がユーザに新たな意味を自然に語りかけてくるようなインタラクションにある。現在、パイオニア株式会社との共同開発において、家電機器の操作性の向上に、我々のグループのデザインを活かそうとするプロジェクトが進行中である。

5.活動スタイルの 3 本の柱
 我々のプロジェクトの成果を社会に提供する方法としては、次の3つのスタイルを考え、実践してきた。一つめは、我々が研究開発した要素技術の提供である。二つめは、全体的なデザインのコンサルテーション業務である。三つめは、論文発表やシンポジウム開催による成果発表である。
 要素技術の提供としては、前述の Knowledge Nebula Crystallizer の技術の提供を考えている。しかし、この場合も、単に要素技術を提供するだけでは、組織の知識創造活用サイクルを変革することは、不可能である。その組織の仕事の実情に合わせて、要素技術を組み合わせて全体のデザインを行う必要がある。
 全体的なデザインのコンサルテーション業務としては、Knowledge Interaction Design の枠組みを基礎にして、人々にとって使い心地のよいデザインについてコンサルテーションを行おうとしている。我々のグループの作成したシステム群を使ってみて使い心地がよいと感じる方々のために、その方々の目的に応じたデザインの相談にのることができる。
 作成してきたシステムの詳細を伝えるために、従来の研究スタイルを踏襲した、論文発表やシンポジウムの開催という手段は必要不可欠である。文末に、発表論文一覧を付けさせていただく。

6.むすび:志高き人々の出会いの場としての先端科学技術研究センター
 許された紙面が尽きてしまった。舌足らずの紹介になってしまったが、情報分野においては、材料分野や生命分野とは異なる形態の産学連携が、始まりつつあると言ってよいであろう。人々にとって気持ちの良い情報技術を提供することは、長期的には文化にどう貢献したいかを考えることである。嬉しいことに、先端研の活動を通して、産業界の現場にも志を同じくする方々がいらっしゃることがわかってきた。従来の学会活動だけでは出会わなかった人々の出会いの場として、今後も、先端研は役に立っていくであろうと考えている。


発表論文

(KCCC プロジェクトコンセプト)

J. Ostwald, K. Hori, K. Nakakoji, Y. Yamamoto, Organic Perspectives of Knowledge Management, Proceedings of I-KNOW'03 (3rd International Conference on Knowledge Management), Graz, Austria, pp.52-58, Journal of Universal Computer Science, July, 2003.

Linda Candy and Koichi Hori, ``The Digital Muse: HCI in Support for Creativity - Creativity and Cognition Comes of Age: Towards a New Discipline'', ACM Interactions, Vol. X4, pp. 46-54, 2003.


(知識コンテンツ処理技術)

柴田博仁、堀浩一:デザインプロセスとしての文章作成を支援する枠組み、情報処理学会論文誌、 Vol.44,No3,pp.1000-1012.

Hirohito Shibata and Koichi Hori: "An Information Management System with the Facility to Support Long-term Creative Thinking," New Generation Computing, Vol. 21, No.1, pp.23-36, 2003.

Yoshikiyo Kato, Takahiro Shirakawa, Kohei Taketa and Koichi Hori: "An approach to discovering risks in development process of large and complex systems" New Generation Computing, 21(2):161-174, 2003.

Shigeki AMITANI, Mikihiko MORI, Koichi HORI: "An Approach to a Knowledge Reconstruction Engine for Supporting Event Planning" Proc. of KES2002, Part 2, pp. 1281--1285, E. Damiani et al. (Eds.), IOS Press, 2002

Shigeki AMITANI, Kocichi HORI: "Supporting Musical Composition by Externalizing the Composer's Mental Space" , Proc. of Creativity & Cognition 4, pp.165-172, at Loughborough Univ., 13-16 Oct 2002

Hirohito Shibata, Koichi Hori: "A sysmtem to support long-term creative thinking in daily life and its evaluation" , Creativity and Cognition 4 (Oct. 13-16, Loughborough, UK)

Hirohito Shibata, Koichi Hori: "A framework to support writing as design using multiple representations" , Proceedings of 5th Asia Pacific Conference on Computer Human Interaction (APCHI), November 1-4, Beijing

Yoshikiyo Kato, Kohei Taketa, Koichi Hori: "Capturing Design Rationale by Annotating E-mails" Proceedings of the 6th World Multiconference on Systemics, Cybernetics and Informatics, Orlando, July 2002.

Yoshikiyo Kato, Takahiro Shirakawa, Koichi Hori: "Utilizing Fault Cases for Supporting Fault Diagnosis Task" Proceedings of the Sixth International Conference on Knowledge-Based Intelligent Information and Engineering Systems, Crema, Italy, September 2002.

Yoshikiyo Kato, Atsuhiro Takasu, Kenro Aihara: "Retrieving Documents with Query by Time Series Data", Proceedings of the 6th World Multiconference on Systemics, Cybernetics and Informatics, Orlando, July 2002.

Shigeki AMITANI, Mikihiko MORI, Koichi HORI: "An Approach to the Supporting System for Event Planning -- Toward a Knowledge Reconstruction Engine --" ICONIP'02-SEAL'02-FSKD'02, pp.208

Shigeki AMITANI, Mikihiko MORI, Koichi HORI: "An Approach to a Knowledge Reconstruction Engine for Supporting Event Planning" Proc. of KES2002, Part 2, pp. 1281--1285, E. Damiani et al. (Eds.), IOS Press

Shigeki AMITANI, Mikihiko MORI, Koichi HORI: "An Approach to a Knowledge Reconstruction Engine for Supporting Event Planning" Proc. of Fall Symposium on Chance Discovery of AAAI 2002, pp.61-69


(インタラクション技術)

高嶋章雄,山本恭裕,中小路久美代,探索的データ分析のための時間的な概観と詳細の表現およびインタラクションに 関する研究,情報処理学会論文誌,November, 2003 .

青木淳, 中小路久美代, 山本 恭裕, インタラクションプログラミング:インタラクションデザイン駆動型アプリケーシ ョンの開発, ソフトウェアシンポジウム 2003, ソフトウェア技術者協会, July, 2003 .

葉雲文, 山本恭裕, 中小路久美代, 岸田孝一,ソフトウェアファーミング:OSS コンポーネントリポジトリ構築のための 社会技術的支援環境, ソフトウェアシンポジウム 2003, ソフトウェア技術者協会, July, 2003 .

松下光範, 中小路久美代, 山本恭裕, 加藤恒昭, 探索的データ分析における“自然なやりとり”の実現に向けて -インタラ クティブ可視化システム InTREND-, インタラクション 2003, 情報処理学会シンポジウムシリーズ Vol.2003, No.7, pp.99-106, February, 2003.

安岡美佳,中小路久美代,大平雅雄,石田亨,野村早恵子, 異文化協調作業における共有理 解構築の機会としてのコミュニケーションエラー現象の利用, 情報処理学会ヒューマンインタフェース研究会, IPSJ-SIG-HI-Vol.2003, No.47, pp.47-54, May 2003.

山田和明,中小路久美代, 増田宏, 馬場靖憲, e-Learning における学習コンテンツのカスタマイズ支援ー協調フィルタ リングによる類似ユーザの検出, 人工知能学会研究会資料, SIG-IES-A202-10, pp.57-62, October, 2002.

大平雅雄, 中小路久美代,松下 光範,大和田 龍夫,桑原和宏, EVIDII 利用時における共有情報空間の特性とコミュニ ケーションへの影響に関する考察, 情報処理学会, ヒューマンインタフェース研究会, IPSJ-SIGHI-99, pp.47-54, August, 2002.

Y. Yamamoto, K. Nakakoji, A. Aoki, A Spatial Hypertext Tool for Sculptural Authoring, Poster Proceedings of Hypertext2003, ACM Press, Nottingham, UK, pp.48-49, August, 2003.

K. Nakakoji, Y. Yamamoto, Toward A Taxonomy of Interaction Design Techniques for Externalizing in Creative Work, Proceedings of 10th International Conference on Human-Computer Interaction (HCII2003), Vol.2, Theory and Practice (Part II), C. Stephanidis, J. Jacko (Eds.), pp.1258-1262, Crete, Greece, June, 2003.

K. Nakakoji, K. Yamada, Y. Yamamoto, M. Morita, A Conceptual Framework for Learning Experience Design, Proceedings of Conference on Creating, Connecting and Collaborating through Computing (C5), Kyoto, Japan, 2003

K. Nakakoji, Y. Yamamoto, A. Aoki, Interaction Design as a Collective Creative Process, Proceedings of Creativity and Cognition2002, Loughborough, UK, pp.103-110, October, 2002.

Y. Ye, K. Kishida, K. Nakakoji, Y. Yamamoto, A. Aoki, Creating and Maintaining Sustainable Open Source Software Communities, Proceedings of ISFST2002 (CD-ROM), Wuhan, China, October, 2002.

K. Kurakawa, K. Nakakoji, A Conceptual Design Support System for Structuring and Visualizing Design Information Grounded by Scenarios, Proceedings of ISFST2002 (CD-ROM), Wuhan, China, October, 2002.

Y. Yamamoto, K. Nakakoji, A. Aoki, Spatial Hypertext for Linear-Information Authoring: Interaction Design and System Development Based on the ART Design Principle, Proceedings of Hypertext2002, ACM Press, pp.35-44, June, 2002.

Y. Yamamoto, K. Nakakoji, A. Aoki, Visual Interaction Design for Tools to Think with: Interactive Systems for Designing Linear Information, Proceedings of the Working Conference on Advanced Visual Interfaces (AVI2002), ACM Press, Torento, Italy, pp.367-372, May, 2002.

K. Nakakoji, Y. Yamamoto, Y. Nishinaka, K. Kishida, Y. Yunwen, Evolution Patterns of Open-Source Software Systems and Communities, Proceedings of 5th International Workshop on Principles of Software Evolution (IWPSE2002), ACM Press, Orlando, FL., pp.76-85, May, 2002


主催したシンポジウム

1 Harold Cohen 氏講演会を主催

2 KCCC Symposium (Gerhard Fischer 氏講演,パネル)を主催




Author: Koichi Hori


堀浩一の紹介

堀浩一の紹介:
(これは著者が手で作成した空間です)
(上の空間の中でクリックしていただけますと、各項目にアクセスできます。)
(「堀 浩一」という項目から始めて、関連する話題を、ざっとではありますが、抽象的な問題は右へ、具体的な問題は左へ、一般的な話題は上へ、人工知能研究関連の話題は下へ、という方針で、配置してみました。ただし、すべての項目の配置がその方針を満たしているわけではありません。)

堀浩一の略歴と連絡先は「堀 浩一」にあります。 詳細な履歴は「堀 浩一 詳細履歴」にあります。
たまに「堀 浩一 の ひとりごと」を更新しています。なぜかこのひとりごとへのアクセスが比較的多いのですが、読んで下さっている皆様に感謝申し上げます。
堀は人工知能の研究者です。時々堀洋一先生と間違われることがありますが、 「堀洋一さんと堀浩一は別人です」
堀研究室は東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻にあります。 研究室では、航空宇宙工学への人工知能の応用だけでなく、学生諸君の自主的なテーマ設定を尊重して、幅広くいろいろなテーマの研究を行っています(「堀研究室所属を希望する皆さんへ」「活躍する教え子たち」)。

私自身は、人工知能研究の中でもやや特殊な「創造活動支援システムの研究」を行ってきました。 なんだか怪しい響きの研究テーマだと思われるかもしれませんが、いつのまにか仲間も増えました(「ことばと発想のテクノロジー 」)。
創造活動支援システムの一例として「堀の自作ソフトKNC(Knowledge Nebula Crystallizer)」を作りつづけています。このサイトもそのKNCで動いています。「KNC(Knowledge Nebula Crystallizer)の原理 」にやや専門的な説明を書きました。このサイトを動かしているKNCは「Rails + MySQL」で実装しています。

研究者が何をめざして研究をおこなっているのかの本音について、「事業仕分けをきっかけに思う」に書きました。研究者の本音を身も蓋もない言い方で言ってしまうならば、面白くて仕方ないので研究しているということになるでしょう。
しかし、学問ごとに目標とするところに少しずつ違いはあって、 我々工学の研究者がめざしているのは、おおげさな言い方をするならば、人類の幸福です(「工学と理学の違い」)。
理想と現実の狭間で、研究をどうやって評価すべきかは、重要で難しい問題です(「評価」から「解説」へ 」「人工知能学会創立25周年にあたって 」)。
できれば、産学連携も、理想に向かって「志高き産学連携」を行いたいものです。

最近再び人工知能の研究が注目されるようになってきています。 そもそも知識とは何なのだろうという問題については、昔々現代思想誌にも書かせていただいたことがあります(「知識の姿 − 人工知能研究者の立場から」)。
「機械が心を持つようになるか?」 「人工知能倫理(AI Ethics)について」 「機械との競争について」 「集合知とは何か」等々、私も考え続けています。
学会の果たすべき役割についても考え直す必要がありそうです(「人工知能学会創立25周年にあたって 」)。
それらすべてに関係する「人工知能とは」という解説記事を書きましたので、それも掲載しておきます。


最終的に私がめざしているのは、恩師からの宿題の「文化国家としての技術立国 」に少しでも貢献することです。


 

現在の御興味の推定位置と御興味の移動予測

(これは、トピック間のキーワードの共有度とユーザの行動履歴をもとに自動的に作成した空間です。)

御興味移動先予測地点に近い項目から遠い項目まで一覧(距離):


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現在位置 x = 0.24, y = 0.91
現在誤差 sigma = 0.0
予測位置 x = 0.24, y = 0.91
予測誤差 sigma = 0.07


(別の方法で計算した)現在の文脈で関連しそうな項目(関連度):
relevant in the current context (relevance score):


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